テクニカルインフォメーション

2005-2006スキー、特徴とサイズ選び

2005年時点の情報です

1.バーディクト 128-98-116(180cm)
2.ハボック・リリック 120-88-112(173cm)
3.クロスボウ 116-83-106(179cm)
4.エスィック・ミスティック
112-79-102(176cm)
5.フランティック 107-73-95(175cm)
ブラックダイヤモンドのスキーはバックカントリーでの扱いやすさに定評があります。今シーズンのラインナップは7機種23サイズの展開となり、よりニーズにあったモデルを選べます。ここでは05-06各モデルの特徴とサイズ選びについてご紹介します。
[ 05-06 BDスキー各モデルの特徴 ]
■バーディクト(写真1)
ディープパウダーでの浮遊力、悪雪での安定性を重視したセンター幅98mmのスーパーファットスキーです。
フォーミュラワンテクノロジーにより、幅広でありながらも高いトーション特性としなやかなフレックスを両立しています。
■ハボック&リリック(写真2)
ツインチップ形状のファットスキーです。
ターン後半でのテール抜けの良さなど操作性を重視し、88mmのセンター幅によりパウダーはもちろんパーク等でも楽しめるモデルです。
リリックは女性や小柄な男性向けに約7%軽量化し、やや軟らかめのフレックスとして扱いやすく仕上げてあります。
■クロスボウ(写真3)
エッジホールディング性能を高めるトーションボウテクノロジーを搭載し、パウダーやコーンスノーなどソフトなバーンからパックされたハードバーンまで幅広くこなせるミッドファットスキーです。
しっかりとしたフレックスでテレマーク/山スキーを問わないオールラウンドな使用が可能です。
■エスィック&ミスティック(写真4)
バックカントリーでの様々な雪質からゲレンデでの切れ味鋭いカービングターンまで対応するミッドファットスキーです。
振動吸収性能とエッジホールディングを両立するハイブリッド(ウッド/フォーム)コアを採用しています。
ミスティックは同一のディメンションで基本性能をそのままにフレックスをややソフトにした、小柄なスキーヤーにも扱いやすいモデルです。
■フランティック(写真5)
初心者から上級者まで幅広いユーザーに対応するオールマウンテンスキーです。
3/4デュアルトーションボウテクノロジーを搭載し、トップ部分のソフトフレックスとセンターからテールにかけての剛性を両立しています。
ウェスト幅73mmでスウィングウェイトの軽快さとピステ/オフピステを問わないバランスの良さを追求したオールラウンドモデル。
[ 各モデルのサイズ選びについて ]
スキーのサイズ選びにあたっては身長を基準にした選択方法が一般的ですが、スキー形状の多様化や滑走するフィールドにあわせ、スペックの細分化が進んでいます。
05-06シーズンのブラックダイヤモンドスキーは、各モデルが持つ性能を最大限発揮できるよう、使用するスキーヤーの体重を目安にした適正サイズが設定されています(表)。サイズ選びはこの表を基準とし、次にスキースタイルによって必要に応じサイズを調整するとよいでしょう。
例えばツアーでの使用が中心であれば、スキーの操作性や軽量化を考慮して短めのサイズを選び、パウダーを中心に楽しみたい場合には長めのサイズとすることでさらに浮力とスピードが得られます。