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Photo: Dan Horz
Courtesy of Osprey Packs, Inc.

フィッティング /パック本来の性能を引き出し、快適な背負い心地を実現するために…

背面調整

背面長によるサイズ選び

背面長によるサイズ選び

オスプレーパックのサイズは背面長を基準に選びます。 背面長は左の写真のようにメジャーを使用して、首の後ろの一番とび出している骨(第7頸骨)から腰骨上端までの長さを、背骨の曲線に沿わせるようにして計測します。弊社WEBサイトのサイズの選び方に掲載している対応背面長をもとに適合サイズの目星をつけてください。フィット感には個人差がありますので、実際に背負ってフィッティングを確認しながらサイズを選びましょう。

詳しくは「サイズの選び方」をごらんください。

フィッティング

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背面長の調整

背面長調整機構を備えたモデルは身体にあわせて精密にフィッティングすることが可能です。 背面調整方法は、面ファスナーを剥がして行うものやバックル操作でロックを解放する等、モデルにより異なります。詳細は取り扱い説明書にてご確認ください。

調整後は背負った状態を鏡に映したり他人に見てもらい、ショルダーベルトが背中、肩、脇に隙間無く接し、ショルダーベルトの末端が脇の下5~8cmの位置に位置し、ショルダーストラップが体と不自然に干渉していないことを確認し、問題があれば再調整しましょう。

※ 購入時に販売店にて調整~確認してもらうことをおすすめします

フィッティングの手順

フィッティングの手順

オスプレーパックは下記のように各部のストラップを調整してフィッティングします。背面長調整機能を搭載したモデルはフィッティングの前に正しく調整しておきます。

  1. ヒップベルトストラップ(A)、ショルダーベルトストラップ(B)、スターナムストラップ(C)、ロードリフターストラップ(D)を緩めてからパックを背負います。
  2. ヒップベルトが腰骨を包み込む位置でヒップベルトストラップ(A)を締めます。この時点では、荷重の多くを腰で受け止めている状態になります。
  3. ショルダーベルトストラップ(B)を締めます。締め込む量により肩と腰との荷重分担を調整します。
  4. スターナムストラップ(C)が鎖骨の下約5cmの位置にくるよう調節し、胸が苦しくない程度に締めます。
  5. ロードリフターストラップ(D)を装備したモデルはこれを締め、荷重を背面に引きつけます。この時ショルダーベルトと体の間に、締め過ぎによる隙間ができないよう注意します。

快適なフィッティングは一定ではなく、荷物の量や行程、体力や疲労により変化します。行動中もフィッティングの状態をチェックし、必要に応じて微調整するようにしましょう。