SCARPA

2002

テレマークブーツのサイズ選びの目安

これからテレマークスキーを始めようとした際、最も重要なことがブーツ選びです。どういうモデルを選ぶかはじっくり考えるとしても、色々と試し履きして吟味するためには、自分に合ったブーツサイズを知ることが何より大切です。ここでは、サイズ選びの目安を紹介します。

まず、普段スキーで使用するソックスを決め、それを履いた状態でブーツに足を入れます。まだバックルは締めずに踵を数回、地面にあててブーツの中で踵の浮きを無くします(写真1)。
これを左右とも行った後、バックルを適正な締め付けでとめます。ブーツには、前傾角がついているので、やや膝が曲げられた姿勢になりますが、その姿勢で立って下さい。この時、ブーツ内で爪先が先端に触れるか触れないかぐらいが通常のアルペンブーツ、山スキーブーツの適正サイズです(写真2)。

1. 踵を地面に当て、ブーツ内のすき間をなくす
2. つま先が触れるかどうかくらいが適当サイズ

次にテレマークブーツの場合は、そのスタイルの関係で足に前後差が生じるので、今度は写真3のポジションを取ってみます。後足側の爪先部分に極端な隙間がないかを左右とも確認し、問題が無ければおおむね適性サイズといえます。

3. テレマークブーツのサイズを見るときの姿勢