テクニカルインフォメーション

ハボック、バインディングの取り付け位置

2003年時点の情報です

図1. トップとテールの直線距離を計測します。
 
図2. スキーのトップとテールの直線距離が185cmだった場合、トップとテールから91.5cmの位置にマーキングして、そのマーキングの中間の位置(赤い点線)をスキーコードセンターとします。
 
写真3. ブーツとスキーのシューズセンターマークを合わせます。
ブラックダイヤモンドが新しく開発したツインチップスキー「ハボック」は、テレマークスキー用と山スキー&アルペンスキー用とで、バインディング取り付け位置が異なります。スキーの性能を最大限に引き出すために、バインディングの種類に合った位置に取り付けるようにして下さい。
<テレマークバインディングの場合>
テレマークスキーバインディングはスキーコードセンターを基準に取り付けを行います。スキーコードセンターは次の手順で計測します。
1.トップの頂点からテールの頂点までのスキーの実寸を計測して下さい(図1)。
2.スキーの実寸の1/2の長さをトップとテールからそれぞれ測りマーキングして下さい(図2)。
3.2でマーキングした中間の位置がハボックのスキーコードセンターです。ハボックの場合スキーコードセンターとバランスセンターがほぼ一致します。ハボックのツインチップ形状を利用してパーク等で楽しむ場合は、このコードセンターよりも183cmで2.5cm、175cmで2cm、163cmで1.5cm前にバインディングを取り付けて下さい。
<山スキー & アルペンスキーバインディングの場合>
スキーの表面にシューズセンターマークがプリントされています。この位置に実際にセットするブーツのシューズセンターを合せるように取り付けを行います(写真3)。シューズセンターマークのプリントには誤差が生じる場合がありますので、次の手順でシューズセンターマークの誤差を確認してから取り付けを行って下さい。
1.トップからシューズセンターマークまでの距離(またはテールからの距離)が左右同じであることを確認して下さい。
2.誤差がある場合はどちらかを基準にして、トップまたはテールからの距離が等しくなるように補正してください。
ご注意
ハボックはスキー表面に3Dの凹凸があるため、バインディングの種類によっては凹凸と干渉して、正しく取り付けることがてきない場合がございますのでご注意ください。
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