トレッキングポールはシンプルな道具ですが、使用上のポイントがいくつかあります。ポイントを押さえて使用すれば、安全で疲労の少ない快適なトレッキングを楽しめます。ここではトレッキングポールを実際にフィールドで使用する際の注意や、より使いやすくなる便利なポイントをご紹介します。 |
 |
●場面別:ポールの長さ調節 |
ポールの長さを登り/下りなどの場面に応じてこまめに調節することで、安全で疲れにくくでき、ポール使用の効果を発揮できます。
ポイントは、まず平地を基準に調節して、場面に応じて伸ばしたり短くしたりすることです。
ブラックダイヤモンドポールの長さ調節機構(フリックロック/バイナリ)は、素早くワンタッチで調節/セットアップできるので、このような場面でとても便利です。
1:平地
ポールを体の真横またはやや後ろに突いた時に、肘の角度が直角~少し開いた角度になるよう調節します(写真)。
さらにポールを長くすると、ポールをより後方に突くことができ、推進力は得られますが、筋力が必要になってきます。 |
 |
 |
 |
平地での最適なポールの長さは、肘の角度を基準にして調節する。写真は、肘がわずかに開いた状態 |
|
 |