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重要なお知らせ ブラックダイヤモンド / ピープス 雪崩ビーコン点検のお願い

2022年7月28日、ブラックダイヤモンド社とピープス社は下記名称の雪崩ビーコンに、製造工程における材料の取り扱いと組み立ての問題により雪崩ビーコンがSEARCH(捜索)モードに切り替わらない不具合について、対象製品の点検をお願いし、不具合のある製品の修理/交換を行うことを発表しました。この対応は、法制度上アメリカとカナダでのみ自主回収(リコール)に定義づけされています。日本国内で対象製品をご使用のお客様は直ちに使用を中止し、SEND(送信)モードからSEARCH(捜索)モードに正しく切り替わることを点検〜確認して下さい。不具合の発生は稀ですが、万一製品に不具合が発生している場合は無償にて修理または交換させていただきます。製品の不具合によりご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

対象機種:

  • 左から
     ピープス マイクロBTボタン
     ピープス マイクロBTレース
     ピープス マイクロBTセンサー
     ピープス パウダーBT
     ピープス プロBT

  • 左から
     ピープス DSPプロ
     ピープス DSPスポーツ
     ピープス DSPプロアイス
     ブラックダイヤモンド リーコンBT
     ブラックダイヤモンド ガイドBT


  • 雪崩ビーコンの点検(モード切替)〜確認の手順

    お使いの雪崩ビーコンの点検手順をご参照ください。

    [ ピープス:マイクロBT ボタン / マイクロBT レース ]

    ◆ 雪崩ビーコンの操作による点検
    1. 雪崩ビーコンを起動し、ソフトウェアのバージョン、セルフチェック結果、グループチェックのカウントダウンが順に表示されます。
    2. その後、雪崩ビーコンはSEND(送信)モードになり、送信マークの"X"が点滅します。
    3. 「SEND/SEARCHボタン」を押して下さい。ディスプレーに旗マークが点滅し、3秒のカウントダウンが始まります。
    4. カウントダウン中に「マークボタン」を押すと(長押ししない)、SEARCH(捜索)モードに切り替わります。
    5. SEARCHモードであること示す捜索マークの”- -”が表示されれば雪崩ビーコンは正常です。
    6. SEARCHモードに切り替わらない場合は、お問い合わせフォームより「雪崩ビーコンの修理/交換」をご依頼下さい。

    ◆ PIEPSアプリによる最終確認
    ※確認の前に雪崩ビーコンを平らな面においてください。雪崩ビーコンから金属製品や電子機器を50cm以上離して下さい。
    1. 「マークボタン」を押しながら電源を入れると雪崩ビーコンのBluetoothが起動します。ディスプレーにBluetoothマークが表示されたら「マークボタン」を離して下さい。
    2. スマートフォンのBluetoothが有効になっていることを確認して下さい。PIEPSアプリを開き「デバイスマネージャー」を選択し「Bluetoothデバイスに接続します」をタップしてください。
    3. 点検する雪崩ビーコンを選択して下さい。
    4. 「デバイスチェック」を選択して「スタート」をタップして、アプリケーションの指示に従って下さい。
    5. デバイスチェックの結果が全て"OK"と表示されれば雪崩ビーコンは正常です。
    6. デバイスチェックで異常が見つかった場合は、お問い合わせフォームより「雪崩ビーコンの修理/交換」をご依頼下さい。

    [ ピープス:マイクロBT センサー ]

    ◆ 雪崩ビーコンの操作による点検
    1. ディスプレーを上に向け「近接センサー」が露出していることを確認してください。
    2. 雪崩ビーコンを起動し、ソフトウェアバージョンの表示、セルフチェック結果の表示、グループチェックのカウントダウンが完了すると、雪崩ビーコンはSEARCH(捜索)モードになり、捜索マークの"- -"が表示されます。
    3. カウントダウンが表示されるまで「近接センサー」を親指で覆い隠し、カウントダウン中も隠したままにすると、雪崩ビーコンはSEND(送信)モードになり、送信マークの"X"に表示が切り替わります。
    4. SENDモードの状態を保つには「近接センサー」を覆い隠したままにします。
    5. 親指を外して「近接センサー」を露出するとSEARCHモードに切り替わり、SEARCHモードのロック中であることを示す鍵のマークがディスプレーに表示されます。SEARCHモードがロックされると近接センサーを覆い隠しても送信モードに切り替えることはできません。
    6. 「マークボタン」を3秒間長押しするとディスプレーの鍵マークが消えてSEARCHモードのロックが解除されます。
    7. SEND/SEARCHモードの切り替えとSEARCHモードのロック解除が正常に行われる場合は、雪崩ビーコンは正常です。
    8. SEND/SEARCHモードの切り替えとSEARCHモードのロック解除ができない場合は、お問い合わせフォームより「雪崩ビーコンの修理/交換」をご依頼下さい。
    9. 雪崩ビーコンを起動した後に「マークボタン」を押すことなくBluetoothモードになっている場合は、お問い合わせフォームより「雪崩ビーコンの修理/交換」をご依頼下さい。

    ◆ PIEPSアプリによる最終確認
    ※確認の前に雪崩ビーコンを平らな面においてください。雪崩ビーコンから金属製品や電子機器を50cm以上離して下さい。
    1. 「マークボタン」を押しながら電源を入れると雪崩ビーコンのBluetoothが起動します。ディスプレーにBluetoothマークが表示されたら「マークボタン」を離して下さい。
    2. スマートフォンのBluetoothが有効になっていることを確認して下さい。PIEPSアプリを開き「デバイスマネージャー」を選択し「Bluetoothデバイスに接続します」をタップしてください。
    3. 点検する雪崩ビーコンを選択して下さい。
    4. 「デバイスチェック」を選択して「スタート」をタップして、アプリケーションの指示に従って下さい。
    5. デバイスチェックの結果が全て"OK"と表示されれば雪崩ビーコンは正常です。
    6. デバイスチェックで異常が見つかった場合は、お問い合わせフォームより「雪崩ビーコンの修理/交換」をご依頼下さい。

    [ ピープス:プロBT / パウダーBT & ブラックダイヤモンド:ガイドBT / リーコンBT ]

    ◆ 雪崩ビーコンの操作による点検
    1. ロックスライダーを左にスライドさせながら、メインスライダーをSEARCH(捜索)まで上方向にスライドさせて下さい。
    2. ディスプレーに捜索マーク"- -"が表示されて、SEARCHモードになっていることを確認して下さい。
    3. メインスライダーをSEND(送信)の位置でロックするまで下にスライドさせて下さい。
    4. ディスプレーに送信マーク"X"が表示されて、SENDモードになっていることを確認して下さい。
    5. ロックスライダーを左にスライドさせながらメインスライダーをOFFの位置まで下へスライドして下さい。
    6. 雪崩ビーコンの電源がOFFになったことを確認して下さい。
    7. SEND/SEARCHモードの切り替えができない場合は、お問い合わせフォームより「雪崩ビーコンの修理/交換」をご依頼下さい。

    ◆ PIEPSアプリによる最終確認
    ※確認の前に雪崩ビーコンを平らな面においてください。雪崩ビーコンから金属製品や電子機器を50cm以上離して下さい。
    1. 「マークボタン」を押しながら電源を入れると雪崩ビーコンのBluetoothが起動します。ディスプレーにBluetoothマークが表示されたら「マークボタン」を離して下さい。
    2. スマートフォンのBluetoothが有効になっていることを確認して下さい。PIEPSアプリを開き「デバイスマネージャー」を選択し「Bluetoothデバイスに接続します」をタップしてください。
    3. 点検する雪崩ビーコンを選択して下さい。
    4. 「デバイスチェック」を選択して「スタート」をタップして、アプリケーションの指示に従って下さい。
    5. デバイスチェックの結果が全て"OK"と表示されれば雪崩ビーコンは正常です。
    6. デバイスチェックで異常が見つかった場合は、お問い合わせフォームより「雪崩ビーコンの修理/交換」をご依頼下さい。

    [ ピープス:DSPプロ / DSPスポーツ ]

    ◆ 雪崩ビーコンの操作による点検
    1. ロックボタンを押しながら、スライダーをSEARCHまで上方向にスライドさせて下さい。
    2. ソフトウェアのバージョンと診断結果が表示された後、雪崩ビーコンはSEARCH(捜索)モードになります。
    3. ディスプレーにSEARCHモードになっていることを示す、捜索マーク"- -"が表示されていることを確認して下さい。
    4. スライダーをSEND(送信)の位置でロックするまで下にスライドさせて下さい。
    5. ディスプレーにSENDモードになっていることを示す、送信マーク"X"が表示されていることを確認して下さい。
    6. ロックボタンを押しながら、スライダーをOFFの位置でまで下にスライドさせて下さい。
    7. ディスプレーが消灯し、雪崩ビーコンの電源がオフになっていることを確認して下さい。
    8. SEND/SEARCHモードの切り替えができない場合は、お問い合わせフォームより「雪崩ビーコンの修理/交換」をご依頼下さい。

    FAQ

    製造工程において素材の取扱と組み立てに問題があったことが判明しています。


    下記のように不具合は機種により異なります。


    ・ピープス:マイクロBTボタン / マイクロBTレース / マイクロBTセンサー の場合
    操作ボタンのフロントホイル(配線)が製造工程で破損し、電子回路に影響を及ぼすおそれがあることが判明しました。この問題が発生した場合マイクロBTボタン/マイクロBTレースではSEARCH(捜索)モードへの切り替えができず、マイクロBTセンサーではマーク機能が機能しないおそれがあります。


    ・ピープス:パウダーBT / プロBT / DSPプロ / DSPスポーツ / DSPアイス、ブラックダイヤモンド:リーコンBT / ガイドBT の場合
    SEARCH(捜索)モードへの切り替えに使用している磁気リードスイッチが製造工程で破損している可能性があることが判明しました。この問題が発生した場合、SEARCHモードへの切り替えができないおそれがあります。

    ・ピープス:パウダーBT / プロBT / DSPプロ / DSPスポーツ / DSPアイス、ブラックダイヤモンド:リーコンBT / ガイドBT の場合
    2022年4月28日現在、全世界の販売数のうち0.07%にこの問題の発生が報告されています。北米での報告は0.02%です。

    ・ピープス マイクロBT ボタン/レース/センサーの場合
    2022年4月28日現在、全世界の販売数のうち0.53%にこの問題の発生が報告されています。北米での報告は0.22%です。

    ブラックダイヤモンド社とピープス社は本件を真摯に受け止め、情報開示に努め、迅速かつ的確に対応することでお客様の心配が払拭されるよう、下記について取り組んでいます。


    1. 調査の徹底
    ・返品された保証書発行済の製品を定期的な調査において、上記モデルの電子部品の故障が想定以上の頻度で発生していました。これを受けて調査を実施したところ、製造工程における素材の取り扱いと組み立てに問題があることが判明しました。
    ・現在の在庫品すべてを徹底した点検を行った上で出荷しております。また、不具合が発生する問題を解決するために、生産工場と連携し、部品の取り扱いと組み立て上の問題を特定して、それを是正しました。
    ・この問題は上記モデルに限って発生することを確認しています。


    2.点検のお願いと修理/交換
    ・安全に製品をご使用いただくための「点検のお願い」をリリースしました。該当製品をお持ちの方はこれに従って点検を行ってください。問題が発生している製品については迅速な修理/交換の対応を進めております。ご自分での点検が不安な場合は弊社にお送りいただければ点検をいたします。
    ・お送りいただいた製品に不具合が発生している場合、無償修理もしくは交換をいたします。
    ・「点検のお願い」のリリースに伴い、各国の監督機関(カナダ保健省、RAPEX、北米CPSCなど)に申告を行い、定期的な連絡を取りながら調査を進めています。


    3.情報開示
    本件に関する情報を、迅速かつ正確にお伝えするように努めてまいります。引き続き最新の情報を提供し、すべての疑問にお答えするようにいたします。

    WEBサイトの点検方法ご参照ください。また、雪崩ビーコンを使用する際は必ず点検を実行していただけますようお願いします。

    いいえ、不具合ではありません。スイッチはSEARCHモードではロックされないように設計されています。これは、2次雪崩の発生時に素早くスイッチをSEND(送信)モードに戻すためです。

    いいえ、本件と2021年のピープスDSPのリコールは関係ありません。

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