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重要なお知らせ ブラックダイヤモンド リーコンLT
ファームウェアアップデートのお願い

ブラックダイヤモンド リーコンLT

2023年3月23日、ブラックダイヤモンド社は、雪崩ビーコンのリーコンLTについて、ファームウェアアップデートのための自主回収を行うことを発表しました。この対応は、法制度上アメリカとカナダでのみ自主回収(リコール)に定義づけされています。製品の不具合によりご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

[ 不具合の内容 ]

ブラックダイヤモンド、リーコンLTのモード切り替えスイッチがSEND(送信モード)に設定されている状態のままで、予期せず捜索モードの動作に切り替わってしまう場合があります。原因はソフトウェア(ファームウェア)の不具合です。万一、捜索モードのまま雪崩に巻き込まれると雪崩ビーコンを活用した救助が困難になります。

[ 対応方法 ]

ブラックダイヤモンド、リーコンLTのファームウェアをバージョン1.3以降にアップデートすることで不具合が解消します。リーコンLTをお持ちのお客様は直ちに使用を中止し、下記「ファームウェアアップデートのお申し込み」よりファームウェアのアップデート作業をお申し込みください。弊社にて無償(送料含)のアップデート作業を実施します。

また、お客様ご自身でアップデートを実施することも可能です。その場合はiOSまたはAndroidデバイス用のPIEPSアプリでアップデート作業を行います。詳しくは以下のリンクをご参照ください。

[ 対象製品 ]

2021年5月から2023年3月の間に販売された、シリアル番号の上4桁が 2119 〜 2239 の範囲のリーコンLTです。シリアル番号は、付属の取扱説明書(QUICK START GUIDE)に表示されている Production Registration Key の数字をご覧ください。また、リーコンLTをBluetoothでPIEPSアプリに接続することでも特定することができます。

この雪崩ビーコンは、単体およびアルパインAvyセーフティーセットの一部として販売されました。

SKUUPCコード商品名
BD1510070000ALL1793661495475リーコンLT
BD1510100000ALL1793661512837アルパインAvy
セーフティーセット

[ よくあるお問い合わせ ]

この不具合はファームウェアの問題によるもので、送信モードの雪崩ビーコンが近接することでまれに引き起こされる可能性があります。 ファームウェアは電子機器の制御を行うソフトウェアの一種で、ハードウェアのコントロール、信号の送受信、データの演算、情報の表示などの基本的な機能を司ります。リーコンLTには雪崩ビーコンに必要な機能を提供するファームウェアがインストールされています。ファームウェアを更新することで機器の性能/機能を向上させることができます。

アメリカで販売された約5000台のうち、ブラックダイヤモンド社の保証部門を通じて不具合の報告が6件ありました。この不具合による事故や怪我は確認されていません。

いいえ。今回の不具合は過去の不具合とは関係がありません。過去の不具合はパーツの破損やロック機構の異常など、物理的・機械的な問題が原因でしたが、今回の不具合はソフトウェア(ファームウェア)の問題が原因という違いがあります。

いいえ。現在のところ、この不具合による事故や怪我は確認されていません。

この不具合をユーザーに告知します。そしてブラックダイヤモンド社が開発した、不具合が解消されたファームウェアへのアップデートを促すために自主回収をいたします。ファームウェアアップデートは、PIEPSアプリを使用してユーザーが実施することもできます。また、リーコンLTを在庫している販売店に、すべての雪崩ビーコンのファームウェアが最新になっているか確認するよう働きかけています。

今回の対応は、法制度上アメリカとカナダでのみ自主回収(リコール)に定義づけされています。

以下の二通りの方法があります。
・弊社でのアップデート作業を「お問い合わせフォーム」より申し込む
「PIEPSアプリでファームウェアをアップデートする方法」 に従ってアップデートを実施する

いいえ。違いはありません。

ありません。今回の不具合はファームウェアをバージョン1.3以降にアップデートすることでのみ解消することができます。

今回の不具合は、ファームウェアのバージョンを1.3以降にアップデートすることで解消します。リーコンLTの電源を入れると、下の画像のようにファームウェアのバージョンが短時間表示されます。バージョンが1.3以降でない場合は最新のファームウェアにアップデートしてください。

リーコンLT ファームウェアのバージョン