アルピニスト 2021年夏号(#74)
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アルピニスト 2021年夏号(#74)
¥2,000 (税込)
商品コード: | ZS90030074 |
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商品説明
Mountain Profile:Slesseアメリカとカナダの国境に聳える花崗岩の尖塔、mt.スレス(2,429m)の黒い牙のようなピークの連なりは、晴れた日にはバンクーバー市街からも遠望できます。この山は何千年も前から数々の物語に登場してきました。4,000〜10,000年前に遡る先住民の歴史、1956年に山の上部に激突し62名が死亡したカナダ航空機の事故、そして近年展開されているカスケード山脈で最も困難なアルパインクライミングの報告をタミ・ナイトが紹介します。さらにグレッグ・チャイルドとブレット・ハリントンが自身のクライミング体験を語ります。
Earning Making My Place
写真家のタラ・カージナーは長い間、クライミングの世界で自分の居場所を見つけるのに苦労し悩んできました。そんな彼女が、熟練した女性クライマーであるエミリー・ハリントンと出会い、友人たちの助けでようやく自分にとっての居場所を築き自信を持つことができたのでした。
Mountain Poet
チョモランマ(エベレスト)の西稜の初登頂者のひとりである、スロベニアのネイツ・ザプロトニク(1952-1983)は、20世紀を代表する偉大なアルピニストのひとりです。しかしそれ以上に著書「pot」の心に響く叙情的な回想録や詩が、多くの人々に影響を与えたことでよく知られています。
On Belay
若かりし頃のグレゴリー・クラウチは、ニードルズで最も危険なルートである「スーパーピン」と「ヘアリーピン」を登れば、この地域の大胆なクライミングの歴史に名を連ねることができると考えました。数十年後、ニードルズの歴史と彼の行った冒険を回顧し、その意味を解き明かそうとしています。
Off Belay
2021年1月16日、世界第2位の高峰、K2(8,611m)の冬期初登頂に成功したネパール隊のミンマ・ギャルジェ・シェルパがその一報を伝えます。
カバーフォト:マカルー(8,485m、ネパール/チベット)南西稜、8,200m付近でのゾラン・ベシュリン。1975年のユーゴスラビア隊による南壁遠征では21人のチーム中、ネイツ・ザプロトニクを含む7人のクライマーが登頂に成功。凍傷で足の指を失った者もいましたが無事全員が下山しました。
撮影:ジャネス・ドバン
サイズ | 228×276mm |
ページ数 | 108 |
出版社 | Height of Land Publications |
言語 | 英語 |