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スライドロックのトラブル復旧方法
スライドロック搭載機種は、汚れ、サビ、振動などの原因によりロック機構のボタンがずれてロックがかからなくなる場合があります。
 
復旧のために以下の方法をお試しください
スライドロック
[ 目次 ]
 
動画解説(概略版)
実際の作業は細かい注意事項があります。以下の説明文もご覧の上作業してください。
用意するもの
・全ねじボルト(6mm径✕300mm)1本:ホームセンターで¥100ほどで入手できます
・あれば便利なもの:固く先端が細い器具(精密ドライバーなど)
1. ボタンを露出させる
1.1. 中段と下段シャフトの間のタイトナーを緩め、下段シャフトを分離します。
1.2. 上段のスライドロック機構からシャフトを引出し、シャフトのボタン穴を露出させます。
シャフトを伸ばすとボタン穴が現れる(写真はボタンが飛び出ておりトラブルのない状態)
2. ボタンを下へ移動させる
ボタンの位置を確かめてください。画像のように穴の奥に入り込んでいることが多いです。シャフトの金属部分を持ち、シャフト先端を垂直に突いて軽く衝撃を与えます。力が強すぎたりグリップを持って打ち付けたりすると、他のトラブルを引き起こすことがあります。軽い衝撃を繰り返してボタンを出してください。ボタンが穴から横にズレてしまったら、精密ドライバーなどで位置を修正してやり直してください。
ボタンが上部に隠れている
3. 潤滑油を塗布する
ボタン部に潤滑油を塗布して油をなじませてください。余分な油分は軽く拭き取ってください。
4. ボタンを収納する
ボタンを押した状態で筒状パーツの中に戻します。
この項目と次の5の項目は以下の作業動画も併せてご覧ください。
5. 下段シャフトを再接続する
5.1. 全ねじボルトを中段シャフトの中に入れ、先端が内部のテンショナーに当たった位置で時計回りにねじ込みます。
5.2. 数回転ねじ込んだら、全ねじボルトを引き出します。グリップ部を縮めると全ねじボルトがさらに出て、ねじ込んだメス側テンショナーが現れます。
5.3. メス側テンショナーをつかみ、下段シャフト側のオス側テンショナーをねじ込んで接続します。この時、内部コードのねじれを防ぐため、メス側のテンショナーと上中段シャフトを一緒に保持するようにしてください。
5.4. ねじ込みの程度によって固定強度が変わります。緩い/固い場合は調節してください。
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